最初のブルックナー

2020年はベートーヴェン生誕250年のメモリアルイヤーで 多くの演奏会が予定されてたけど、軒並み延期 では、おウチでひっそり巣籠もりチクルスでもと思い立ったが 手が伸びた先はブルックナー 初めて聴いたブルックナーは ベーム/ウィーンフィルによる交響曲第4番 これは1974年のレコードアカデミー大賞になった初版のディスク 1970年代はブルックナーやマーラーの演奏が よう…

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マエストロ列伝

巨匠、大家、名人、達人と 20世紀後半に活躍した指揮者たちの 演奏は今でも豊かな個性が輝いている。 そんなマエストロ をギューっとひとまとめにした特集 レコード時代から思い出に残るジャケットは そこから音楽が聞こえてきそうな指揮者モノが多い コレなんか正しく、帝王 コチラは我が家の帝王

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重厚包装

大阪市の条例では 過大な包装による商品内容の誇張・欺瞞の排除や 廃棄物の減少という観点から、昭和53年11月から 宝石・貴金属類及び美術工芸品等を除く包装商品について、 一定の過大又は過剰な包装を禁止しています。 なのだが、 なかなか手が出せなかった贅沢品をやっとこさ 手にした時は、この過剰で重厚な包装の開梱が ワクワク度を盛り上げてくれることもある。 優れた音響特…

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ニャグネリアン

人格失格でもその芸術性は別格 美しい旋律のアリアを中心としたイタリアオペラに対し ワーグナーが提唱した途切れない旋律でグイグイ 物語に惹き込んでいく総合芸術オペラとしての楽劇 主なワーグナーオペラは作曲年代順に 「さまよえるオランダ人」 「タンホイザー」 「ローエングリン」 「ラインの黄金」 「ワルキューレ」 「ジークフリート」 「トリスタンとイゾルデ」 「ニュル…

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最高マーチ

シン・ゴジラの感動には伊福部楽曲が大きく貢献している ヤシオリ作戦のシーンで流れるお馴染みマーチは ゴジラ映画の真骨頂「怪獣大戦争」(昭和40年公開)マーチhttps://www.youtube.com/watch?v=kJvHYHba3Hg これ、シン・ゴジラのエンドロールで流ます。 ではなくて、「宇宙大戦争」(昭和34年公開)マーチhttps://www.youtube.…

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日記遅延

慌ただしかったり、忙しかったり になってくると、 日頃の「ダラダラ」が少し「シャキシャキ」となって かえって、放置していたことまで片付くこともある。 ・・・ので、ペースの上げ下げは歓迎なんだけど、 まぁ、何ごとにも適度というものがあって・・・・ ばん:ワカッタ、もう、いいわけはエエから 虎:では、先々週分から、  阿蘇~由布はばんぐりもたびたび(旅々)お世話になって…

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1曲1円

好きな映画でもDVDを何度も観返すことは少ない でも「サントラ盤」はちょくちょく引っ張り出す 画面から離れて、作業しながら聴けるという お手軽さももちろんだけど、 画像の脇役だった曲が通しでたっぷり楽しめる その上で、感動シーンの蘇り具合はより鮮明に。 そんな大好きな中古サントラ盤をネットで見つけた なんと、19円! 安さをアピールする値札なら、100円、10円、1円 …

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FidelioをFidelioで聴く

フィデリオといえば、 楽聖ベートーヴェンが、苦心の改訂を重ね 生涯で唯一完成させた渾身の歌劇 当初の題名レオノーレの名を残す序曲も有名 オペラとしての人気度がもうひとつでも 音楽劇としての緻密度と緊迫感のある熱情を 持ち合わせたこの作品を 見事に感動的にまとめたベーム/ドレスデン国立管弦楽団 そんな名演を聴くのに、実力も名もピッタリのフィデリオX2 オランダの総合家…

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相対化

イイ・ワルイ 上手い・下手 好き・嫌い と、いった一面性でモノごとを見てると 折角買っても、1回しか聞かないCDなんてのも。 先日読んだ、セイジとハルキの音楽対談に感化され 手持ちのブラームス交響曲第1番をぜーんぶ 聞き直すことにした。 ブラ1は10枚も持ってるので、ペアを組んでじっくりと・・・ まずは、モノラルペア この2枚には、録音質の云々など言わ…

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追体験

他人様の体験を、その作品や記録を通じて 自分もちゃっかり体験しちゃうこと。 もちろん、ホントに体験することは叶わず、 五感を使ってその気分に浸る話。 マエストロと小説家の対談に 勝手に 「お邪魔しまんねんやわ」 と、入り込むセット。 セイジとハルキの自然な写真もエエなあと思ってると カバー写真はアラーキーとのこと、なるほど。 音楽への接し方が変わった不思議…

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長い曲

中学生時代見た、友達のオヤジのリスニングルーム 「ワぉ、おとなになったら宿題ないし、毎晩がパラダイスやん」 ・・・・・ あれから、40年以上 当時のレコードより遥かに安価になったCDは あのパラダイス並みには持っていても あこがれた「オ・ト・ナ」とほど遠い。 時間に焦り 時間を貪り 時間を失う こんなハズじゃぁぁぁ、と、虚勢で4枚組CDに挑むこのご…

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初めてのLP

初めて買ったSP ドーナツ盤は何だったか定かではないけど LP(Long Play)盤はよーく憶えている レコード店でパラパラめくりながらお目当てのLPを探したり レコード店名の入った大きめの袋(LP用)を小脇に抱えてる 上級生に憧れてた そして、とうとう手にしたLPは マカロニ・ウエスタン まだ、手元にある このシリーズには、ニール・セダカ、ハリー・ベラフォンテ、ポ…

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アバドを聴く夜

好きだった現役指揮者の訃報にふれて 思い出のアルバムを引っ張りだした 私の中でクラウディオ・アバドといえば ロンドン響をブイブイ鳴らせて圧巻だった 春の祭典の刷り込みが抜けない http://hokusetsu-tiger.at.webry.info/200809/article_5.html マーラーのシンフォニーを追っかけて バーンスタイン盤を何度か取り寄せてもらった …

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最高のアダージョ楽章

交響曲の中には緩やかなテンポのアダージョ楽章を 持っているものがある。 そして、そのアダージョ楽章がことごとく美しい。 ベートーヴェンなら第9番第3楽章 ブラームスなら第2番第2楽章 ブルックナーならどれもが清らかで荘厳な響き 第9番第3楽章、第8番第3楽章、第7番第2楽章 第6番第2楽章、第5番第2楽章、第3番第2楽章 旋律の美しさならマーラー 第5番第4楽章…

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CD1年分

オッサンクラシックファンにとって 幻の指揮者であった セルジュ・チェリビダッケ フルトヴェングラーの後継者争い ベルリン・フィルとの衝突 カラヤンへの猛烈な対抗意識 レコード録音の否定 同業者への罵詈雑言 徹底したリハーサル 異常なまでのスローテンポ 禅宗徒 「音楽は演奏されるその空間にいてこそ触れることができる再現芸術である」 という信念から創られたモノは …

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完成された未完成

書き上げた第2楽章までがあまりに美しいために それに続く第3楽章を寄せ付けなかったという シューベルトの交響曲第8番。 (最近では、第7番と呼ばれる  第8番は以前の第7(9)番 ザ・グレートと呼ばれたほう) マーラーの未完成 第10番 第1楽章 アダージョ嬰ヘ長調 も不思議な静寂感に包まれる。 第3楽章のアダージョで静かに人生を回顧するような 寂寥感に満たされて曲を閉…

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歴史的名演

この1週間、ほぼ毎日「第9」を聴いた。 今日なんか、3枚も聴いた。 EMIアビイ・ロード・スタジオが最新デジタル・リマスターした SACD盤の歴史的名演は、別格。 1951年7月29日、バイロイト音楽祭会場の興奮がガツンと来る。 もちろん、ベートーヴェンの「第9」という 歓喜のフィナーレを人の声が歌い上げる偉大なる名曲の 素晴らしさを忠実に再…

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イッツ・ア・ポッピン・タイム

ムリに新しいもの突っ込まなくても からまって出てきにくいガラクタを 引き出しごとブチまけるだけで、 シアワセな気分にこと欠かない歳になった。 新譜アルバムなんて年に数枚しか買わず、 もっぱら、エアチェックとレンタルダビングだった下宿生の お気に入りカセットテープだった、山達。 思い出引き出しで見つけたのに、テープが見当たらない。 197…

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野外チクルス

テーマ「浄化」GWのトリはマーラーチクルス こーんな中で好きなCD聴きながらページをめくる時間が憧れ 暑くもなく、寒くもなく、風も穏やか、午後の陽射し、 条件がドンピシャ揃ったので、パイプ椅子とCDを担ぎ出し、 GWチクルス中のバーンスタインのマーラー交響曲全集から 選んだのは交響曲第3番 6楽章で構成されるこの曲はマーラーが美しく、厳しく、神秘な …

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ニャイ ウェイ

にゃんこなのだからMY WAYは当たり前、 だけど、コヤツはとびっきりのニャイ ウェイを 突き進んでいる。 と、いうネタでYouTubeのMY WAYを検索して プレスリーのMY WAYを再生していると、 そんなヤツがPCの前にやって来た。 (急いでデジカメ動画撮影開始) http://www.youtube.com/user/banguri…

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マエストロの新盤

馴染みのレコード店で新盤を予約 「入ったよ」の電話を待つ ジャケットからぱりぱりと黒い円盤を取り出す (最初はとても静電気) レコードスプレーをシュッと一吹き ゆーっくりと針をおろす ♪じゃじゃじゃじゃぁぁん と、レコード時代はド感動のための儀式が しっかり準備できおり、そりゃぁもう良かった。 ポチッとワンクリック確定ボタンで 僅か1ヶ月前の奇跡のNYライブが…

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同級生の音

タイトルの解説が必要。 30数年前に買って、今でも愛聴盤の1枚 バーンスタイン/ニューヨーク・フィルハーモニック マーラー 交響曲第4番ト長調 このレコード 1960年2月1日 セント・ジョージ・ホテル録音  とあるから、49歳! 学年なら同級生や。 その後、名演奏、名録音が数々世に出て来ても いまだに、色褪せないのが最終楽章を歌う ソプラノのレリ・グリスト…

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春の祭典

イーゴリ・ストラヴィンスキー(ロシア)作曲のバレエ音楽。 20世紀の近代音楽の傑作。 1913年に完成し同年5月29日にパリのシャンゼリゼ劇場で初演。 オーケストラの指揮はピエール・モントゥー。 サン=サーンス、ドビュッシー、ラヴェルも聴衆。 従来にはない複雑なリズム・ポリフォニー・不協和音に満ちていて、 曲が始まると、嘲笑の声や野次が上がり始めた。 そのうち賛成派と反対派の…

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にわかマニア

要するにイッチョガミである。 気になることが多すぎるのである。 今回はオーディオ。 きっかけは、往年レコードプレーヤーの退役。 学生時代、下宿生の分際で 水晶発振のモーター制御、しかもダイレクトドライブという あこがれメカのパイオニアPL-380を バイトに精を出して手に入れてからやがて30年。 その同士がとうとう動かなくなった。 買い替えを検討して、にわかに最近の…

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第九

第九といえば、ベートーヴェン。特に日本の年末の定番。 でも、私は断然マーラー! 交響曲第6番~8番を1905年~1906年の間に完成させ、次に1908年に完成した交響曲には「第9番」とは名付けず「大地の歌」とした。ベートーヴェン(1770-1827) とブルックナー(1824-1896)が第9番の交響曲を最期に世を去っていたので、ためらったと言われる。 しかし、9番目に作曲した交響曲…

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モスクワからの贈り物

春めいて来たけど油断すると寒いような日が続き、気ィの早いTVが開花と謳っても今日の花見はムリと思ってたのに、御主人夫婦はまたお出かけ。フジ子・ヘミング&モスクワ・フィルのコンサートが神戸国際会館であるそうな、フジ子・ヘミングのベートーヴェン、ピアノコンチェルトNo.5とアンコールの十八番ラ・カンパネラのあとも、モスクワ・フィルが期待以上に聴かせてくれた。お題目のフランクのニ短調シンフォニーで盛…

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